ブログ
どれくらい待てば入居できますか?

第3回は特別養護老人ホーム(以下「特養」という。)の入居までの期間についてのお話をします。特養の施設長をしていますと、多くのご家族様から「特養は、社会福祉法人や地方自治体でしか経営できないし、費用も比較的安価なため、入居待機者が何百人もいて、なかなか入居できないと聞きましたが本当ですか・・・?」というご質問をいただきます。結論から申し上げますと、「そのようなことは無いです。」となります。
1. 各種介護施設の充実
介護保険制度が始まった2000年から、急速に、有料老人ホーム、認知症高齢者グループホーム、サービス付き高齢者住宅などが次々と建設され、各種の介護施設などが充実する一方、依然として「終の棲家としての特養」を希望する方も多く存在するのも事実です。
2. 実際の入居待機者
実際の特養の入居待機者はどうでしょうか。当施設のホームページ中の「特別養護老人ホームへの質問」に「どれくらい待てば入居できますか?」との問いがあります。これに対して「特養は公的な施設であるため、介護度の高い方や緊急性がある方など、優先順位の高い方から入居することになっています。待機期間について確実なことはご案内は出来ませんが、当施設の名目上の入居待機者は15人程度(令和6年10月末現在)です。しかし、入居待機者(申込者)の中には、既に他施設に入居決定した方、長期入院している方などもいますので、心身の状況によっては直ぐにご入居できる場合もあります。まずは、入居申込書などの提出をお願いします。また、当施設にはショートステイ専用居室が20室ありますので、ショートステイを利用しながら入居を待つことも可能です。」と回答しています。
3. 当施設への入居申し込み
特養へのご入居を希望される方につきましては、「特別養護老人ホームえびすの郷」への入居申し込みをご検討ください。ご連絡いただきましたら、当施設のご説明やご案内なども含め対応させていただきます。お問い合わせは、℡0794-82-0300までお願いします。